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食物アレルギーの人と付き合うのは大変か?まずはアレルギーを知って、それから考えよう!

食物アレルギーの人とのつきあいかた

周りにあまり食物アレルギーの人がいなくて、急に周りに現れたらどうやって付き合っていったらわからない、そういう人がいるかもしれません。
何のアレルギーをもっているか、どれくらい気にしないといけないのか(アレルギーの度合いが重いのか軽いのか)、というのは人によりますが、一番の不安はどうしたらいいのかがわからないということなんじゃないかと思います。
なので、どういうところに配慮すればいいのかがわかるだけでぐっと不安は減るはずです。
卵や乳製品のアレルギーをもっている私が自身の経験をもとに、その不安を減らせられるよう書いていきたいと思います。

アレルギーであることを知るタイミング

そもそもどういうときにアレルギーであることを知ることが多いのか。
初対面の自己紹介のときにアレルギーであることをいう人はそんなにいないと思うので、どこかにご飯食べに行く流れのときに知ることが多いと思います。
職場づきあいだったら飲み会のとき、友達付き合いだったらご飯でも食べにいくべ~というとき、恋愛だったら初めて食事に行くとき、というタイミングになるのでしょう。
卵や乳製品のように広く影響のあるアレルギーであれば相手から事前に言ってくれるでしょうし、限定的なアレルギーなら注文の時にでも言ってくれるでしょう。
アレルギーである本人がその辺は心得ているので、あまり気をもむ必要はありません。
もし、自分が幹事的ポジションで、周りの人の食べられる物が気になるときは「苦手なものやアレルギーありますか?」の一言でOKです。苦手なものと一緒に軽い感じできいてしまいましょう。

私は卵や乳製品のアレルギーをもっているので、歓迎会のときなどに「苦手なものやアレルギーありますか?」と聞かれると嬉しいですし、「こやつ、できるな!」とも思います笑
アレルギー以外にも、体質や病気などで食べ物に制限がある人もいるので、特に歓迎会のような場で幹事的なポジションにいる人は事前に聞くようにするとよいと思います。

程度を知ろう

相手がアレルギーだった場合、どの程度ダメなのかを知れるといいと思います。
卵アレルギーの例でいえば、全くダメなのか、つなぎくらいは大丈夫なのか(カツとか天ぷらは大丈夫なのか)、卵焼きとかのようにがっつり卵じゃなければいいのか、といった感じですね。
全くダメ、というのはわかりやすいですが、そこそこ大丈夫、みたいなこと言われると難しいですよね。
そういうときは具体的な料理名をいくつか出して、大丈夫なものありますか?と聞いてみるとわかりやすいと思います。

私の場合は、卵焼きや錦糸卵のようながっつり卵はNG、マヨネーズもNG、トンカツなどのカツは微妙(おそらくつなぎに使っている量による?)、天ぷらはOK、という感じなんですよね。
トンカツなんかは、お店にもよって、あまり問題ないときと、けっこう口の中がかゆくなる時があります。もしかしたらお店というよりも、体調によるのかもしれませんが。
なので私は、からあげや天ぷらくらいなら食べ過ぎなければ大丈夫ですが、トンカツ~卵焼きみたいな範囲はダメです。という感じになります。
乳製品アレルギーだったら、チーズやヨーグルト、クリームあたりは大丈夫なのか、NGなのかを確認しておけばけっこうわかりやすいんじゃないでしょうか。(料理で使われるのはチーズ、スイーツではヨーグルトやクリームが多いですから)

相手のアレルギーのものを全部避けられるのであればそれがベストですが、アレルギーによっては難しいこともあります。そういうときは相手の程度を知っておくことで安心できますし、具体的な料理名とか食材で聞くと覚えやすいですよ。そういうところは、相手の苦手なものを覚えるのと同じですね。
ピーマン嫌いだけどチンジャオロースは食べられる。細かく刻まれれば大丈夫、とかありますよね。そういうのに近い感覚で話を聞いてみれば大丈夫です。
この辺まで把握しておけば、職場づきあいのレベルであればもう不安はあまりなくなるのではないかと思います。

日常生活での付き合い

では次は日常生活での付き合いについてです。
気になる場面としては、食事やおみやげといったところでしょうか。一緒にカフェに行くときなんかもそうですね。
例えば乳製品アレルギーの人であれば、スタバのように牛乳を豆乳やアーモンドミルクに変更できるところはとてもいきやすいと思います。一方、初めて行くようなカフェでは牛乳を豆乳に変更できるのか、豆乳を使った飲み物はあるか、そういうのがないときは紅茶やブラックコーヒーになるけど大丈夫か、といったことを気にすることになります。ブラックコーヒーや紅茶が好きな人であれば問題ないですけどね。とはいえ、入り口に置いてある看板にその辺の情報は書いてあることが多いので、看板をチェックすればだいたいわかります。
この辺は友達のようにそれなりに付き合いがあれば慣れると思うので、要は慣れの問題かなーと思います。
卵アレルギーや小麦粉アレルギーのように、多くの食べ物に含まれる食材がアレルギーの場合は、食事の店選びには少し気をつかうことになると思います。
卵であればカフェのケーキや洋食店、といった場面で制限をうけますし、小麦粉であればうどんとかもダメでしょうし。
とはいえ、卵であればつなぎくらいは大丈夫、という程度もあるので、その辺はアレルギーの人に聞いたりお任せしてみたりして、一緒に学んでいけばいいのだと思います。
アレルギーの人にとって、そういうことを理解しようとしてくれる人が身近にいるのは嬉しいことです。一緒に美味しいお店を開拓できたらいいな~と思っちゃいます。

食物アレルギーの人との楽しみ方

実は昔と比べて、食物アレルギーでもだいぶ色々と食べ物の選択肢が広がったように思います。昔は、日本はアレルギーに対する認知やサービスが遅れている、なんてことも言われていました。実際いまでもアレルギー対応を断るお店もあります。(お店のこだわりとかもあるんでしょうが)
ただ、最近は”ビーガン(vegan)”が世界中で流行っているということもあり、日本でもビーガン料理を扱うお店が増えてきました。また、アレルギーに対する認知もあがってきたのか、アレルギー対応の商品(パンやお菓子が多い)を販売しているところが増えてきました。特にインターネット上で買えるようになってきています。

ビーガン料理

ビーガン(vegan)とは、動物性のものを一切取らないことをいいます。肉、魚を食べないというだけではなく、卵や牛乳、それに類するもの(マヨネーズやチーズなど)も含まれます。はちみつも食べないそうです。
そうした人に向けた料理がビーガン料理なんですね。
なので、卵や乳製品のアレルギー、甲殻類などのアレルギーは安心して食べられるわけです。(フルーツなど、動物性ではない食物のアレルギーの人は注意が必要です)

インターネットで検索すると、けっこうビーガン料理のお店を専門に扱っているお店があることがわかると思います。そうしたカフェを一緒に探したり、食べに行ったりするのは楽しいですし、いい思い出になります。
家族や友達、恋人、色々な人たちと気軽に行けると思いますので、まだ行ったことない人は試してみてください。

食について知る

食物アレルギーだと、自分が食べられるもの、食べられないものについて把握しておく必要があります。そのため、普段から食べ物についてアンテナをはっています。なので食についてある程度知識をもっていたりするんですよね。
なので、スーパーやお土産屋さんなんかで一緒に商品を見ながらその辺について話をすると色々と新しい発見があるのではないかと思います。普段何気なく食べていたものにこんな原材料が使われていたのか、とかですね、
自分と違うアンテナや視野を持っている人と話すのは楽しいものです。そういう楽しみ方をしてもいいと思います。
卵、乳製品アレルギーの食生活について、私目線のものを記事にしたのでこちらもよければどうぞ!

まとめ

いかがだったでしょうか?アレルギーの人との付き合い方として、思いついたものを気ままに書かせてもらいました。
アレルギーの人とまだあまりあったことない人は、目の前にそういう人が現れたときに少し戸惑ってしまうかもしれません。でも、その戸惑いは経験がないことからくるものなんだと思います。
アレルギーのことについて少し知るだけでそれはぐっと減るでしょうし、戸惑いも減るでしょう。この記事を読んで、戸惑いや不安が解消されたら嬉しく思います。

なお、下記の記事で卵・乳不使用のおすすめおやつを紹介しています。卵・牛乳アレルギーの人はもちろん、そうした人にちょっとした贈り物をするときにも役に立つ内容となっていますのでよければ参考にしていただければと思います。

また、乳不使用の内容に特化した下記の記事もあります。よろしければこちらもどうぞ!

それではまた!