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なかなか動いてくれない…そんな上司を動かす方法は?

会社員は上司と連携して仕事をするというのがつきものですが、なかなかうまく動いてくれないなー…と思うことってありますよね。もちろん上司側にも事情があるので、必ずしも上司に非があるわけではありませんが、ちょっとコレは….と思うこともありますよね。

ここでは、上司をうまく動かす方法を一つ紹介してみたいと思います。

動いてくれる上司と動いてくれない上司

そもそも動いてくれる上司と動いてくれない上司とは、どんな感じでしょうか。

動いてくれる上司

悩み事や仕事でちょっと不安に思ったことを相談したときに、話をきいてくれて行動してくれる上司は動いてくれる上司です。こういう上司は全体的にまずしっかりと話を聞いてくれる印象があります。話をきいているときに「はぁ」とか「うーん」とかで終わらずに、「こういうこと?」とか「こういうのはした?」みたいな質問をしてくれて、話の理解に努めようとしてくれます。

話を理解しようと上司がいくつか質問をしてくれるうちに、いつのまにか自己解決するようなことも少なくないと思います。自己解決しなくても、上司から提案なりアドバイスをもらえることがあります。また、上司の上司に話をつないでくれたりもします。こういうことをしてくれると、たとえその結果問題が解決しなくても、話をきいてくれる、行動してくれるということで信頼が生まれたりするものです。

そうした関係の場合、上司との場合はうまくいっている(少なくとも悪くはない)と思います。

動いてくれない上司

動いてくれない上司は、動いてくれる上司の逆みたいなイメージですね。相談をしても「はぁ」とか「ふーん」で終わって話が進んでいかない、アドバイスなどもない。話をしてもまったく手ごたえがない感じ。

話を聞いてくれている、という実感が湧かないんですよね。

しまいには「まぁ、頑張ってよ」の一言で終わり、なんか問題から目を背けているようにすら見える。アドバイスとか協力しようとかなんかないのか!と思ってしまいますね。

他にも、現場の声を全然反映してくれないとか、ほかのチームに全然意見を言ってくれないとかありますよね。

こうなってくるとなかなか信頼するのが難しくなってきます。

信頼できなくなるだけではなく、ストレスがたまり、仕事がとても辛くなってしまうこともあります。地味にこういうストレスってしんどいですよね…。

心がやられてしまう前に、上司の上司を使うなど、他の方法を試してみましょう。

上司の上司を使おう

「上司をうまく使おう。上司の上司を使うのも、上司をうまく動かすコツ。」

入社して数年後に本部長クラスの偉い人と話をする機会があって、そのときにこのような言葉を言われました。自分ひとりで抱えないで、相談事があれば遠慮せず上司に相談しましょうと。そして、上司がなかなか動いてくれない場合、上司の上司に相談しましょうと。

僕らにも上司がいるように、上司にも上司がいるんですよね。

なのでその人から働きかけてもらって、状況の改善を狙うってことです。

もちろん何でもかんでも上司の上司を使うと自分が嫌なやつとか面倒な奴になってしまいますので、その辺は気を付ける必要があります。

例えば下記のような状況のときには効果的かなと思います。

  • チームの仕事分担でうまくいっておらず、自分だけにすごく負荷がかかっている。上司に相談しても行動してもらえない。
  • チームでお互いの仕事がカバーできておらず、体調不良などでも休みがとりづらい。上司に相談しても話が全然進まない。
  • 他のチームとの調整など、上司にお願いした仕事を全然してもらえない。

こういう状況は、個人としてもチームとしても問題を抱えている状況ですよね。こういうとき、上司の上司としては行動しやすいわけです。個人的な不満だけでなく、チームとしても問題を抱えていると、なんとかしなさいと話がしやすいんだと思います。

上司の上司に相談するとき、個人的な不満を話すだけだとただの上司批判になってしまうことがあるので、現在の問題点と具体的な希望や解決策(もう少しこういう風に動いてほしい、とかでもOKかと)を話せるといいと思います。「あの人とはウマが合いません」と単に言われても、人間相性があるし….という話になってしまいますからね。その辺は少し気を付けるといいと思います。

問題を個人で抱えすぎず、上司の上司に相談して上司を動かしてもらう、というのも一つの工夫ですので、頭の片隅に置いておくといいと思います。

まとめ

では、まとめます。

  • 上司には、動いてくれる上司と動いてくれない上司がいる
  • 動いてくれない上司との仕事は信頼関係が生まれないだけではなく、非常にストレスがたまりしんどい
  • そういうときはストレスをためすぎず、上司の上司に相談をしてみましょう

最後に、動いてくれない上司であったとしても、相手も人間です。何かしらの事情があるかもしれませんので、その辺もしっかりと頭にいれたうえで上司や上司の上司に相談してみましょう。

(「上司なんだからしっかりしろよ!」と過剰にきつく当たると、部下からのパワハラにもなってしまうこともあるので気を付けましょう)

皆様のお役に立てれば幸いです。

ではまた!