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コロナ禍での新入社員。困難を乗り越えるために一緒に頑張ろう!

コロナ禍での入社は色々大変そう

去年、今年に入社した新入社員はコロナ禍で大変そうですね。

うちの部署にも新人さんが配属されたりと、新人さんと絡むことがあるので、先輩社員として今年入社した会社員の皆さんのことを気にかけています。

とにかく人と会えない

自分の新人時代を思い返してみると、人とのあらたな出会いが多かったなーと思います。先輩社員、他部署の人、外部の会社の人、色々な人たちと出会い、学ばせてもらいました。

でも今は人と気軽に対面で会うことができない状況なので、そういった出会いがなく、刺激が少ないかもしれません。それ以外にも同期との飲み会、遠出するイベント、そういったものもできないですよね。

刺激が少なく我慢が求められる、大変な状況だと思います。

仕事に対する悩みや焦り

コロナで仕事の環境は大きく変わっています。リモートワークがテレビなどで取り扱われていますが、単にそれだけの影響ではないでしょう。普段だったら経験できる仕事が経験できなかったり、仕事が少なくやることがなかったりする人もいるでしょう。

そういう人は、仕事の経験が積めず、私って職場であまり役に立てていないのでは?とか、あまり成長できずに来年また入ってくる新入社員にすぐに抜かれちゃうのでは?とか、思ってしまう人もいるかもしれません。

先輩社員として思うこと

上記でいったような悩みや不安などをもっている新入社員の方がいると思うので、先輩社員として思うことを書いていきます。そういう人たちの支えに少しでもなればいいなと思います。

特別不安に思う必要はない

仕事で不安を感じ悩んだりしている人もいるかと思いますが、不安になりすぎる必要はありません。

コロナ禍じゃなくても、会社に入った途端トラブルに見舞われている部署に配属された、配属先が新製品の立ち上げでテンヤワンヤしていた、という状況に置かれることはあります。こういうときも、新入社員としてあまり力になれず、無力感を感じることがあるでしょう。

コロナ禍は確かに特別な状況ですが、新入社員が不安や悩みを抱えること自体は特別ではないんです。

私が入社したときも新商品の立ち上げ時期で、とてもテンヤワンヤしていました。先輩社員はみんな忙しそうで、期日に追われながら、右も左もわからなかった私も手伝えることをひたすら手伝っていました。(忙しかったですが今となってはイイ思い出…)

コロナ禍は、大変さの方向性が少し違うでしょうが、それでもできることを考え、新たなことを学び、一つずつ着実に仕事をこなして学んでいく、というところは変わりありません。そして、どんな状況でも、周りの人の力になれることはあります。そして、必ず成長もします。大丈夫!

なので、ネガティブになりすぎず、目先のできることに目を向けていきましょう。

大切なこと

新入社員として働くときに大切なことはコロナ禍であっても変わらないと思うので、思いついたことを挙げてみます。参考になればと思います。

  • 出来ることにひとつずつしっかり取り組む
    • 最初できることは少ないかもしれません。でも、出来ることは少しといえど、あると思います。なので、出来ることを一つずつ丁寧に取り組んでいってください。一つやることで視野が広がったり、経験値が増え、新たにチャレンジできることも増えていきます。そうすることで、仕事でできることが増えるだけでなく、職場にも仕事にも慣れると思います。
  • 周りに相談する
    • わからないこと、失敗したこと、気づいたこと、何でもいいです。そういうものは溜めずに、人に共有したり、相談したりしましょう。気軽に相談できる先輩社員がいればその人に話すのがいいでしょうし、そういう人がいなさそうであれば、まずはそういう人を見つけるといいと思います。職場にいなければ同期に相談でもいいと思います。わからないことをそのまま置いておかない、同じ失敗を繰り返さないよう考えて実行する、こうしたことを一つずつ消化していくことで、着実な成長につながっていくはずです。
  • 悩みを一人で抱えない
    • 仕事の悩みは一人で抱えないようにしましょう。会社員は時には我慢が必要になりますが、我慢しすぎは禁物です。仕事的な悩みでも、人間関係でも、精神的な悩みでも、何でも一人で抱えないようにしましょう。ストレスをため過ぎず、我慢をしすぎず、それらとうまい距離感を保って付き合うことが長く健康に、そして楽しく働けることにつながりますから。

大変な状況だからこそ得られる経験がある

コロナ禍は大変なものです。ですが、そうした大変な状況だからこそ得られる経験があるはずです。例えば下記のようなことですね。

  • コロナ禍を乗り越えるために、先輩社員が仕事を工夫したり、新しいことを提案している姿がみられ、そうした取り組みの参考になる。
  • 日本の多くの企業が、リモートを意識した仕事になっている。
    • そうした変化を最前線で体感できる。
    • リモートできそうなのにリモート化されていないような仕事に、提案のチャンスがある(精神的な敷居が理由でリモート化されないようなことはけっこうあったりする)。思い切って提案してみてもいいと思います。
  • コロナ禍によるbefore、afterを学べる。リモート化される前と後で良くなった面や逆に悪くなった面を学ぶことで、仕事や職場、働いている人たちへの理解を深められる。

コロナ禍ではリモート化や、押印の撤廃(代わりに電子署名)、チャットやビデオ通話など多くの変化があります。そして、その変化はコロナ禍が落ち着いた後でもある程度は残るでしょう。ですので、その変化を体感し、変化に順応し、この状況を乗り越えた経験というのはコロナ禍後にもきっと活きてくるはずです。

今しかできない経験というのもあるでしょうから、そうしたものを大切にしてほしいと思います。

デジタルに強い世代の強みを活かしてほしい

去年や今年入社した人は、身近にスマホやインターネットがある状態で育ってきた世代で、デジタルに強いです。チャットやビデオ通話なんかは当たり前のようにできる人は多いはず。これは、リモートワークや様々な電子化が求められる状況において強みになると思います。在宅での仕事ではなくても、チャットツールやビデオ通話の利用率は大きく上がっていますからね。

なので、デジタルなところで積極的に先輩社員を助けてあげてほしいと思います。

仕事はできても、zoomのビデオ会議とか、Teamsでのチャットなどが苦手な先輩社員もいます。理解できても感覚的に「仕事はやっぱり会ってしゃべったほうが…」という気持ちから抜けられない人も多くいると思います。

上の世代(40代や50代)は、チャットやビデオ通話なんかに不慣れな人がけっこういたりします。この世代はインターネットがあまり普及していない時代から仕事をしているような世代なんですよね。なので、能力が云々というよりは、今まで培ってきた経験や感覚による違いでなじめない人が多いように思います。(チャットやビデオ通話は便利だが、どこか感覚的に不便や違和感を感じる、という感じでしょうか)

その点、デジタルなことが身近にある状況で生活してきた20代は、恐らく多くの人が違和感なくなじめるでしょうし、(自覚はなくとも)デジタルに強いといえると思います。積極的にその強みを活かしてもらいたいなーと思います。

デジタルが身近にある状況で育ってきた今の世代の感性を上の世代の人に伝えてもらうことで、上の人の認識を少しずつ変えることができるかもしれませんし。(人間一気に変わることは難しいので時間がかかるかもですが)

また、ビデオ会議やチャットを推進したいと思っている人の力になれるかもしれません。

自分たちの価値観や感性を大切にしてください。

まとめ

それではまとめます。

  • コロナ禍は、人と会えない、新人としての研修や配属されての仕事を学ぶ機会が少ない、など色々と大変そう。
    • 焦りや不安もでてきたりするでしょう…。
  • でも、悩みすぎないで!
    • コロナ禍と方向性は違えど、新入社員が無力感を感じる状況、焦りや不安を感じる状況は、コロナ禍に限った話ではない。
  • コロナ禍でも大切なことは変わらない
    • できることを一つずつ丁寧に取り組もう
    • わからないこと、失敗したこと、気づいたこと、何でもいいので周りと共有していこう
    • 悩みを一人で抱えない。我慢やストレスとはうまい距離感を保とう
  • 大変な時だからこそ得られるものがある
    • 今しかできない経験もあるはず。そういうものに気づき大切にしていこう
  • デジタルに強い世代の強みを活かしてほしい
    • スマホやインターネットが身近にある中で育った世代は自覚がなくてもデジタルに強い
    • その強みはリモート化、電子化が進められる現在ではきっと活きてくるはず

不安や悩みをもっている人たちの参考に少しでもなればいいなと思います。

不安や悩みはでてくるでしょうが、楽しく明るい未来をつかむために頑張りましょう!

それではまた!