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卵、乳製品アレルギーの食生活。食べないものと食べるものを紹介。

アレルギーの食生活

私は物心ついた時から卵や乳製品のアレルギーでした。
卵や乳製品って実は身近なものにも含まれていて、けっこう食べられないものがあるんですよ。卵焼きとか牛乳が飲めないっていう単純な話ではありません。
こういうのは卵や乳製品に限らず、食物アレルギー全般で言えることです。蟹のような甲殻類のアレルギーだから蟹食べに行けないね、なんて話で済むわけではなく、思わぬものに蟹が含まれていることがあります。
食物アレルギーを持つ人は、そういうのに気を付けながら食べるものを選んでいるんですね。

今回は、卵、乳製品のアレルギーをもつ私目線で、食べられる物と食べられないものを紹介していこうと思います。

※当ブログの内容は個人的な経験をもとにしています。アレルギーは数値によって強い、弱いがあるので、ブログの内容を鵜呑みにせず、必ずご自身の体やお医者さんと相談して決めてください。

食べないものは?

卵アレルギーで食べられないもの

卵アレルギーだと、卵をつかった料理はもちろん食べられません。ゆで卵、卵焼き、スクランブルエッグなどですね。
そして、卵が使われている商品も食べることができません。例えば下記のようなものが思いつきます。

  • パン
  • マヨネーズ
  • カツのような揚げ物
  • 麺(卵麺)
  • ハムなどの加工肉食品
  • プリン、ケーキといった洋菓子

卵が使われている商品はパッと思いつくだけでこんなにでてきます。もちろん、これらの中で卵を使っていないものもあります。ただ、多くの商品に含まれているので、注意が必要です。
卵は栄養があるだけではなく、調理で非常に便利な食材なようで、けっこう色々なものに入っているんですよね。風味をだしたり、食感をよくしたり(ふわふわにしたり)、つなぎにしたりと。
なので、これらのものを買うときは商品の裏面にある「原材料名」の部分を確認しましょう。そこに卵、卵黄、卵白またはそれに類する単語(卵たん白、など)が含まれていないか確認しましょう。
スーパーにいって裏面の原材料名を見ると、思わぬものに卵が入っていることに気づくと思います。

乳製品アレルギーで食べられないもの

次は乳製品アレルギーです。いわゆる牛乳またはそれに類するものですね。
牛乳からパッと連想するものとしては、ヨーグルトのように形を変えたものがあります。もちろんこれも食べられません。(牛乳を使っていない大豆のヨーグルトは大丈夫)
卵同様、どういう商品があるかパッと思いついたものを挙げてみます。

  • カフェラテ
  • チーズ
  • バター、マーガリン
  • チョコ
  • クリーム(生クリーム、ホイップクリームなど)

こんな感じです。料理名や商品名と結びつかず、意外と少ない?と思った人もいるかもしれません。しかし、それは違います。
チーズ、バター、マーガリン、チョコ、これらのものは世の中のものすごく多くのものに含まれています。それはもう、びっくりするくらいです。
洋菓子はもちろんのこと、パスタやドリア、シチューなんかにも使われています。なので、卵同様に「原材料名」を確認し、チーズやバター、チョコ以外にも牛乳、乳たんぱくといったものが含まれていないかを確認しましょう。
卵同様、とてもたくさんのものに使われています。
卵は卵黄や卵白といった名前(”卵”が使われている名前)で入っていることが多いですが、牛乳の場合はそれを加工したチーズやバターなどの名前で含まれていることも多いのでご注意ください。

食べるものは?

では、卵や乳製品のアレルギーを持つ人は、何を食べて生活しているのでしょうか?
答えはとても簡単です。上記で挙げたような食べられないもの以外です。

「…いや、そりゃないよ」

そうですよね。そりゃないです。
ということで、今の食生活を振り返ったりしながら、食べられるものを書いていきたいと思います。

日常的な食生活(朝ごはん)

まず朝食ですが、昔はご飯をメイン、今はパンをメインにしているのでそれぞれ分けて書いていきます。

ご飯メイン

昔の朝ご飯はご飯(お米)中心でした。
ご飯とお味噌汁、それにおかずが一品という感じで、おかずは下記のような感じでした。

  • 納豆
  • キムチ
  • 梅干し
  • ソーセージ
  • 前の日の残り
  • ふりかけ(おかず…と呼べないかもないですが)

サラリーマンの朝は戦いですからね!時間との勝負なので、あまり手のかかるものは用意できません!
なのでけっこう簡単なものになります。
お味噌汁にご飯つっこんで、ねこまんま!ということもあります。手早く簡単に作れて食べられますし、お味噌汁の味を変えればなかなか飽きません(私がねこまんま好きということもあるかもですが)。
お味噌汁は前日の夜とかに作ったものを温めるだけで大丈夫ですが、インスタントでも美味しいですね!

とはいえ、こんな感じです。
そして、ご飯以外には?というと、パン(卵や乳製品とかっていないもの)や、シリアルを食べることもあります。
どちらも食べる頻度は多くなかったですが、特にシリアルは日持ちするので、ご飯だけだと飽きちゃうな~という方にはおススメです。
シリアルは卵も乳製品も入ってないやつがそこそこありますので、それにハチミツや豆乳、豆乳ヨーグルトなどをかけて食べれば美味しくいただけますよ!

パンメイン

ここ数年はパンがメインになりました。結婚して妻がパン派だったというのもありますが、続けてみたら意外と馴染んでそれっきりという感じです。
パンは普通にスーパーで買っていますが、卵や乳製品があまり使われていないものを食べています。(一部に卵、乳を含むと書いてあるのは私の体質的にはセーフ)
マーガリンやバターが含まれていないものですね。原材料名をみてもらえばわかりますが、これらが含まれているパンは実に多いです。
昔は避けていましたが、大人になって体が大きくなったからなのか、アレルギーがだいぶ落ち着いてきているので「一部に卵、乳を含む」と書いてある程度なら全然問題ありません。
パンと味噌汁(夜ご飯に作った残り)、という組み合わせが多いです。和洋折衷です。
あと、栄養補助的にプロテイン(ソイプロテイン)をとっています。卵は完全栄養食と呼ばれていて、非常に栄養価が高いんです。なので、それが食べられない身としては、他の形で栄養を補おうということです。
組み合わせ的にどうなの?と思われる人もいると思いますが、生活に馴染んでいるんですよね。(客観的にみると少しかわってますが)
繰り返しになりますが、朝は戦いなんです!笑

日常的な食生活(昼ごはん)

昼食は会社の食堂で食べていたので、正直あまり書くことはありません。
うちの会社はいくつかの日替わり定食と、うどんやカレーなどの常設メニューを選べる仕組みになっていたので、日替わり定食の中に食べられる物がない場合は、うどんやカレーを食べていました。
日替わり定食で食べられないものというのは、メインに卵や乳製品が含まれているようなものです。カツのような揚げ物やチーズが使われているもの、シチューのようなものなどですね。明らかに含まれているものだけではなく、見た感じ怪しそうなものは避けていたので、ほぼ毎日食べられない”はずれ”な定食がある感じです。
お昼はそんな感じですね。

日常的な食生活(夜ごはん)

夜ご飯は、結婚前は自分で自炊するか総菜を買う、結婚後は妻が作ってくれています。土曜日とか、休みの日は私がつくったりもしますが、平日は妻のほうが仕事が終わる時間が早いということもあり、つくってくれています。仕事終わりに食材買ってご飯作るのって大変ですからね。とても感謝しています。(私は卵や乳のアレルギーなのでそういう意味でも感謝)

卵や乳製品がなければ問題ないので、それがないメニューというのが正直なところです。なのでここではメニューではなく、便利商品を紹介しようと思います。

丸美屋の麻婆豆腐のような料理の素を使うことがあります。卵や乳製品のアレルギーをもっているとこういうものが食べられない、と思われることがある(そして実際に食べられないものも多い)のですが、意外と食べられる物があります。丸美屋に限らずですね。
麻婆豆腐やシチューなど、意外と食べられる物があるので、スーパーにいって裏面の「原材料名」を確認してみましょう。食物アレルギーの人の食生活を広げるには、スーパーで気になる商品の裏面を確認する!、これに勝るものなしです。

ほかにも、牛乳を使っていないチーズやマヨネーズがあります。どちらも牛乳ではなく大豆・豆乳を使っているようなので、乳製品アレルギーがあっても大丈夫です。スーパーでも売ってますよ。(便利な時代になった!)
例えばキューピーからは下記のようなものが出ているようです。(キユーピー エッグケア(卵不使用))
https://www.kewpie.co.jp/prouse/products/detail.php?p_cd=16155

そういったチーズを使ってグラタンを作ってくれたり、マヨネーズ風の調味料をつかってポテトサラダを作ってくれたりします。とてもおいしいです。

日常的な食生活(おやつ)

では、おやつは何食べるの?というと、和菓子が多いです。小さいころから和菓子を食べて育ったというのもあり、今でも大好きです。お団子やわらび餅、お汁粉とかですね。
なお、卵・乳不使用の個人的おすすめおやつは下記にまとめていますので、参考にしてもらえればと思います。

それと、外でスタバやドトールにいったりもします
特にスタバは多くの飲み物を牛乳ではなく豆乳やアーモンドミルクに変更できるのが嬉しいです。ホイップクリームやチョコが入っていないものであればそれらに変更すれば大体飲めるので、とても気に入っています。ドトールのようなカフェでも最近は豆乳を使った飲み物が常駐するようになりましたね。
注意として、過去何回かドトールで豆乳の飲み物(ソイラテなど)を頼んだ時に牛乳で作られたことがありました。人によっては致命的なことになるので、スタバのように間違いを防止しやすい仕組みを取り入れてほしいなーと思いました。
ちなみに、どうやって気づいたかというと、飲み物の色です。牛乳でつくったカフェラテは上から見たときに白いですが、豆乳でつくったソイラテは少し黄ばんだような色をしています。これは牛乳と豆乳の色の違いです。コーヒーを入れた後に牛乳や豆乳で割るので、出来た飲み物を上から見たときに色が違います。(混ぜられて出てきたらわかりませんが…)

なんにしても、「怪しい!」と思ったら店員さんに確認しましょう。

あと、おやつとして、ビーガンのように卵や乳製品を使わないお菓子を販売しているところがあります。ネットでよく使うのは”ビオクラ”です。美味しいケーキがあるので、おすすめですよ!
以前下記のページで紹介したのでよろしければどうぞ!

他にも、乳不使用のおすすめチョコレートや、スタバの注文についても記事にしてますので、それらもこちらに貼っておきます。

まとめ

ちょっと話が散らかってしまった感じがしますが、まとめます!

  • 卵や乳製品アレルギーで食べられないもの
    • 卵はパンやマヨネーズ、カツなどの揚げ物。洋菓子も基本ダメ。
    • 乳は牛乳やチーズ、マーガリンなど。
  • 裏面の原材料名をみよう
    • 卵は卵黄や卵白などと書かれることが多い。
    • 乳はチーズやマーガリンなど加工された状態で書かれることが多い。
  • 食べられる物
    • ご飯のみと思われがちだがパンにも食べられる物があるので朝食はパン派にもなれる。
    • 麻婆豆腐の素のような、料理の素で食べられる物も多い。パッケージ裏の「原材料名」を確認してみよう。
    • 豆乳を使ったチーズやマヨネーズがある。卵や乳製品アレルギーでも食べられる。

いかがでしょうか?少しは卵や乳製品のアレルギーをもっている人の食生活を知ってもらえたでしょうか。
今後もこういう記事を書いていって、皆さんに知ってもらえるきっかけを増やしていけたらと思います。
それではまた!