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夫の妊活録|体外受精と夫として心がけていること。

皆さんこんにちは。会社員として日々頑張っているよってぃーです。(自己紹介はこちら)

今回も夫目線で不妊治療に関する話題を書いていきたいと思います。

今回は、不妊治療の一つ、体外受精に関してです。

私が家は現在進行形で体外受精を行っています。

実際に体外受精を始めてみるとわかることですが、女性にかなり負担がかかります。

継続的な通院や、時間通りに薬を飲み続けなければいけなかったりと、日常の中でやることが結構多いんですよね。

男性がその負担を変わってあげるのは難しいことですが、理解することで、女性の精神的な負担を軽くできるのではないかと思っています。

今回は体外受精に関して、私が夫として妻をサポートをする上で心がけていることを書いていきます。これから体外受精を始める方、最近はじめた方などに参考にしてもらえればと思います。

体外受精のおおまかな流れ

まず、体外受精のおおまかな流れを書いておきます。

  1. 採卵、採精
  2. 受精、培養
  3. 移植
  4. 育てる期間
  5. 妊娠の判定

大きく分けると、大体この5つの流れがあるかなと思います。

それぞれについて、私が夫としてサポートを心がけていることを書いていきます。

採卵・採精

採卵は卵子を、採精は精子を採取することです。

採精ですが、男性は不妊治療に直接かかわることが少ないので、「採精してきて~」と言われて少し恥ずかしいようなむずがゆいような気持ちになる人もいるでしょう。正直、私もそうでした。

でも、女性はもっと大変なことを色々とやっていますから、恥ずかしい気落ちは心の奥底にそっとしまっておいてチャチャっと(笑)済ませちゃいましょう。

一方、採卵は採精とちがってチャチャっと済ませることはできません。

お薬をのみ、卵子をたくさん育て、一気にたくさんの卵子を採卵するのです。

いわば、たくさんの卵子を意図的に育てることになるのですが、これがとてもしんどいようです。

妻の場合、卵子をたくさん育てている期間の時はお腹が張り、痛みがあるということで、日常生活の中でも動くのがしんどそうにしていました。

なので、動きが伴うものはなるべく夫である私が率先して行い、少しでも妻の日々の苦労を減らせるようにしました。

我が家は、私が残業で帰りが遅くなりがちで、妻のほうは定時で夕方にしっかり仕事があがれることが多いので、どうしても平日に家のことを妻に任せがちになってしまいます。

しかし、体外受精の採卵の期間は、なるべく早く家に帰れるよう仕事の整理を優先したり、本当にやらないといけない仕事でなければ翌日に回すなどしたりして、とにかく早く家に帰って、家のことを少しでも多く私ができるようにしていました。

受精、培養

採卵と採精が終わると、病院の方で受精させて受精卵をつくり、培養してもらうことになります。

この間はお薬をもらっていればそれを飲んで体を整えていくことになると思います。

受精卵を培養した結果、体外受精に使える優秀なものを残して凍結することになります。(培養していく過程で成長がいまいちなものは使われないことになります)

何個凍結できるかな~とか、ドキドキする期間です。

移植

うまく培養できた受精卵を体内に戻します(移植します)。

我が家では妻が病院に行くときに「ベビーをお迎えにいってくるね~」「お迎えよろしく~」とかよく言いあってます。

今回は大丈夫かなーとか緊張したりすることもあると思いますが、なるべく明るい言葉を使ってコミュニケーションするように心がけています。

そっちの方が気分が楽しくなりますし、前向きに継続的に取り組めるような気がするからです。

育てる期間

移植後は、お薬を飲み、育てる期間に入ります。これもけっこう大変です。

朝昼晩のお薬に加え、時間指定のお薬があったりします。

薬の飲み忘れは非常に精神的にくるものですし、飲み忘れがないように夫としてもなるべくサポートしています。

特にお薬を飲み始めたころは、「お薬飲んだ??」と連絡をとりあってました。

お薬は飲み忘れそうになるので、習慣が身につくまではしっかりコミュニケーションとって忘れないようにするのが大切だなーと感じています。

また、休日の日にお昼寝してうっかり寝過ごして薬を飲み忘れる…みたいなことも我が家ではありました。

なので、そういうことを防ぐために昼寝前にしっかりアラームつけるとよいと思います。妻がアラーム付け忘れてそうだったら私のスマホでアラームを設定しておくとかもしてました。

気持ちよく昼寝してるのにアラームで起こされるなんて…と思う人もいるかもしれませんが、薬を飲み忘れるほうがショックとしては大きいと思います。なので、飲み忘れ防止を優先するのがいいと思います。

もちろん、事前に夫婦でそのような会話ができているといいと思います。我が家では飲み忘れ防止対策にこうしよう、あーしよう、とか話をしているので、飲み忘れ防止を優先しすぎてトラブル…というのは起きてないです。

女性に任せっきりにせず、しっかり普段からサポートできることについてコミュニケーションとっておきましょう!

妊娠の判定

いよいよ妊娠の判定!そういうタイミングがやってきます。

病院で午前中に採血し、午後に結果を聞くことになると思いますが、どちらも病院で行うので一日時間的に拘束されることになります。

前日からちょっとずつ緊張すると思います。試験の合格発表を待つようなものです。

そして、決して少なくない数の人が一度や二度は、失敗すると思います。人によっては何度も失敗するでしょう。体外受精すれば一度で成功、というほど甘い確率ではありません。

とはいえ、確率はそれなりにあるのでかなり期待してしまいます。

甘い確率ではないけど期待してしまう、精神的に難しいですよね。

妻の場合、一度目がダメだったときにショックすぎて号泣してしまいました。涙が止まらなくて別室で休ませていただいたほどです。

家に帰ってきてからもとても悲しんでいました。

夫としては、励ましの言葉を送ったり、手を握ったりと、少しでも何らかの形で支えになれればと一緒に過ごしていました。

確率のことは理解していても、心はそこまで簡単には受け止められないんですよね。

ショックだし、次は大丈夫だろうか…と不安にも思うでしょう。

だから、男性は精神的にしっかりサポートしましょう。

次も一緒に頑張ろうと励ましの言葉を送るでもいいですし、うまい言葉が浮かばなければ抱きとめて体をさすってあげるでもいいと思います。

女性一人で闘っているわけではないと、しっかり自分たちなりのやり方で支えあっていくことが大切なんだと思います。

おまけ

体外受精などの不妊治療に失敗したとき、我が家ではお寿司を食べに行くことが多いんです。

妻がお寿司好きというのもありますが、妊娠したら生魚が食べられなくなる(その辺の知識はまだあまり勉強できてないです)と聞いていますので、妊娠してない → 好きに生魚が食べられる → お寿司食べられる!という発想からお寿司屋さんにいくんですね。

これは私たち夫婦なりの英気の養い方なんです。

お寿司ではなくお酒のときもありますね笑。

失敗したときは、次に向けて気持ちを切り替えることも大切にしていきたいですね。

さいごに

いかがだったでしょうか?

体外受精の全体的な流れと、夫として、夫婦として心がけていることを書いてみました。

不妊治療は何年もかかることが珍しくありません。

とはいえ、体外受精はお金的にも体的にも精神的にも負担は大きいです。

夫婦でしっかりと支えあってゴールを目指していけるといいですね!

それではまた!