皆さんこんにちは。会社員として日々頑張っているよってぃーです。(自己紹介はこちら)
4年以上にわたる不妊治療の末、我が家では待望の妊娠という成果を得ることができました。
今回は、その不妊治療の病院選びに関する話です。
治療の一歩目は病院に通いだすことですが、不妊治療ってけっこう漠然としたイメージで、一歩目を踏み出すのが難しいですよね。
そこで今回は、最初の病院選びで大切だと思う点を過去を振り返りながら書いていきたいと思います。
不妊治療が必要かも…?と感じたはいいものの、近場がいいのか、大きいところがいいのか、病院選びで悩んだりしますよね。
また、そもそも不妊治療として病院にいつから行っていいのか悩んだりすることもありますよね。
そのあたりを中心に書いていこうと思います。
なお、私は夫としての立場ですので、女性の身として治療を受けてきたわけではありません。ですので、夫としての目線、妻から聞いた話、夫婦として経験してきたことなどを中心に書いていきたいと思います。
目次
不妊治療の開始
不妊治療は漠然としているが、だからこそ意味があるもの
我が家では4年以上不妊治療を行いました。
治療を進めていく中で、そもそも”不妊”という単語は非常に漠然とした単語なんだなーと感じたので少し書いておきたいと思います。
不妊の原因は、男性側に問題がある、女性側に問題がある、そもそも病気など特定できる問題がない、と大きく考えて3パターンあります。
そして、それぞれの場合でさらに細分化されていきます。正直、素人目で何かを判断するのはとても難しい(お医者さんでも簡単ではない)ことだと思っています。
風邪とか怪我であればネットで調べればけっこうな精度で確からしい情報を得ることができますが、”不妊”という言葉だけでは何が自分に合っている情報なのか、判断するのは非常に難しいと思います。
そしてそれはお医者さんでも同様で、不妊治療の過程で様々な検査を行い、少しずつ原因を調べてその対策をしていくことになります。トライ&エラーのように原因を予想して検査を繰り返す必要があり、一発で「はい、これが原因なんでこうしたらOKです」というようなものではありませんでした。(運が良ければすぐに原因がわかるかもしれませんが)
我が家での不妊治療でも様々な検査をしましたし、色々なお薬を飲んだりもしました。今回はこうしてみましょう、次回はこうしてみましょう、もうしばらくこれで様子見ましょう、こういうことをお医者さんと話しながら治療を続けていきました。
しかし、我が家の場合、そうして時間をかけても不妊の明確な理由はわからなかったのです。不妊治療を経て、妊娠という成果を得られましたが、今でも原因は定かではありません。
なんやかんや色々と試し、加えて体外受精を行った結果うまくいったのであり、体外受精が必要なのかどうかも定かではありません(人工的に受精させるので、確率は上がるとは思いますが)。
ただ、だからこそ病院にいく意味があると思っています。
不妊治療は出口がわからないような迷路の中を進むようなものです。治療中に「このままずっと妊娠できなかったらどうしよう…」と悩む妻を何度も見て、励ましてきました。
プロフェッショナル(お医者さん)の力はきっと、夫婦の強い支えになると思います。
いつから不妊治療をすべき?
いつから病院に行ったらいいかという明確な基準はないのだと思います。
また、不妊治療で結果が出るまでにどれくらいの時間がかかるのかは人によって本当に様々だと、治療中の情報収集で感じました。
出口がわからない迷路が、どれくらい複雑なのかによるのでしょう。
なので、知人に「いつ病院に相談に行ったらいい?」と聞かれれば、不安な気持ちを感じ始めたタイミング、と答えます。
結婚して1、2年経っても子宝に恵まれなかった、高齢なので結婚して早々に、など人によって病院に相談に行くタイミングは本当にそれぞれのようですよ。
病院選び
病院選びはどうしたらいい?
不妊治療をしようと思ったら、病院選びになりますね。悩む場合は、下記2つのどちらにするかだと思います。
- 職場などから通いやすい場所
- 通いづらさはあるが大きくて人気の場所
職場や家から通いやすい場所に大きくて人気の病院がある場合はラッキーですね。そういう人はあまり悩まずに済むと思います。
上記のうちどちらがいいか、正直難しいところです。それぞれの過程でライフスタイルも異なると思いますので、次にあげるようなメリット・デメリットを比較して判断するのがいいと思います。
「職場などから通いやすい場所」のメリット・デメリット
- メリット
- 有給休暇、時間休、フレックスなど職場の休み(空き)時間を利用しやすい
- 職場からにせよ家からにせよ、通いやすいというのは通うモチベーションを保つには重要
- 有給休暇、時間休、フレックスなど職場の休み(空き)時間を利用しやすい
- デメリット
- 大きくないところだと体外受精など、一部の不妊治療をやっていない
- 仮にそういうところで将来的に体外受精などをしたくなったら、紹介状書いてもらって転院、という形になると思います。
- 大きくないところだと体外受精など、一部の不妊治療をやっていない
我が家は最初、職場から通いやすい病院に通っていました。妻の職場はシフト制のような部分があり休みがとりづらいので、時間休などを利用して通院できるというのが選んだ一番の理由です。半休などのほうが調整が大変ですので。
2年ほど通ったと思いますが、通いやすいという点に非常に助けられました。しかし、治療を体外受精にするとなった際、転院することになりましたので、そこはデメリットが表面化したなーと思います。
「通いづらさはあるが大きくて人気の場所」のメリット・デメリット
- メリット
- 設備が整っており、治療内容の選択肢が多い
- 体外受精など多くの選択肢があると、治療を進める際に転院しなくて済む
- デメリット
- 家から遠い、職場から遠いというのは不妊治療が長期化した時の負担に
- 人気がありすぎて待ち時間が長い、予約を取るのが大変な場合あり
体外受精を行うために大きくて人気の病院に転院しました。待ち時間が長くなりがちですが、体外受精に関してしっかりとした設備、実績があり、とても安心して通院できました。
転院したときはあまり困ったことはなかったようで、けっこうスムーズに移れたとおもいます。
転院という選択肢
上でも書きましたが、我が家は 「職場などから通いやすい場所」 から 「通いづらさはあるが大きくて人気の場所」のメリット・デメリット に転院しました。体外受精をするために転院が必要だったというのが理由ですが、トラブルなくスムーズにできたので、そういう選択肢もあることを頭に入れて最初の病院を選ぶとよいと思います。
休みを取りやすいのかなど、各々の家庭の事情を考慮して自分に合った病院が選べるといいですね!
さいごに
今回は不妊治療という漠然としたものと、病院選びやに関する記事になりました。
漠然としたイメージだから、どのように一歩目を踏み出したらいいか難しいですよね。
通いやすさや治療内容を比較して、自分たちに合った病院が選べるといいですね。
それでは、また!